

神奈川県の黒岩祐治知事は16日の定例記者会見で、新型コロナウイルスに感染した90代の女性が受け入れ先の病院が見つからずに自宅で死亡したとした15日の県の発表について、誤りだったと明らかにした。【自宅療養に備えたい物資のリスト】 実際は女性は病院に搬送され医師の診察を受けた後に自宅に戻り、翌日死亡していた。黒岩氏は「感染者が増えて現場が混乱し、間違った情報を公表した。おわびを申し上げる」と陳謝した。 県は事態の経緯を聞き取った鎌倉保健所からの報告を基に、「女性は救急搬送されたが受け入れ先が見つからず、やむなく自宅に戻った翌日に亡くなった」と発表した。県は今後経緯の詳細を調査する。 県によると、女性は同県鎌倉市在住で、8日に発熱やせきを発症。かかりつけの医師の抗原検査で新型コロナの陽性が判明した。9日に自宅で息をしていない状態の女性を同居の家族が見つけ、その後死亡が確認された。【岡正勝】
新潟県柏崎市の海水浴場で8歳の男の子が海に流された事故で、行方不明になったとみられる男の子が発見されました。警察や消防によりますと、16日午後2時20分ごろ、海水浴場にいた人から「海に人が流されたようだ」と119番通報がありました。流されたのは8歳の男の子で、岸にいた60代の祖父が救助に向かいましたが、祖父は沖合10メートルほどで動かなくなり、意識不明の重体で病院に搬送されたということです。その後、行方不明になったとみられる男の子が発見されたということですが、意識不明の重体です。男の子は、姉と祖父の3人で埼玉県から海水浴に来ていたとみられています。気象台などによりますと、事故が起きたとみられる時間帯は波浪注意報や強風注意報が出されていて波が高い状態で、海水浴場は「遊泳禁止」となっていました。
浜松市は16日、北区の工場から濃硫酸約1900リットルが漏れ、一部が水路に流れ込んだと発表した。けが人は報告されていない。重度のやけどを起こす可能性があるとして、水路付近に近づかないよう呼びかけている。